報告報告:な、なんと!(ノベルジャム作品全レビューもあるよ!)

36冊計画の現状


こんな3Dモデリングもしてますが、
ここ数日のワタクシ。

3月11日 「エースアクティブ7」刊行
3月11日 「エースアクティブ6」刊行
3月11日 「エースアクティブ5」刊行
3月11日 「エースアクティブ4」刊行
3月8日 「エースアクティブ3」刊行
2月6日 「スパアン」刊行(ノベルジャム米光一成賞受賞)
1月31日 ガンズ&ユニバース2号「遊撃騎兵隊絶望戦記1」掲載
1月23日 「エースアクティブ2」刊行
1月1日 「なんなの」短編2編掲載
      positionACT-01「絶望の降下兵」掲載 
12月29日「戦闘快特・濱風」刊行
12月15日 SF雑誌オルタナvol2「私を追いかけて」掲載
12月9日「鉄研でいずF」刊行
12月7日「エースアクティブ1」刊行

 なななんと、たったここ数日間で5冊も出してしもうた。(うち1冊は3/13 0507時時点ではまだAmazon側処理中)
 というのもこれ、2005年頃、サーバ借りてカート組んで生テキストデータに元嫁の書いたイラスト添付して圧縮して固めて売ってた小説のリメイクなんですよ。それぞれもちろんそれぞれ3万字超えてます。
 というわけで、企画開始から14冊、カウント開始から11冊刊行。
 あれ?と思うでしょ。そうです。年36冊計画だと、あと25冊! ペース的にはなんと、平均からすると黒字になったのです!(たった3日分ですが)
 しかも現在ガンズ&ユニバース3号の作業が始まってます。原稿初回提出済んで、いま修正中。
 そしてオルタナ3号も、4号も準備中。やべえええ。

 年36冊、途方もないかも知れないけど、なんとか実現させたいです。

一太郎は使える!


 で、これを支えるのが一太郎2017。いろいろ便利。KDPに提出するEPUBもバッチリ作ってくれるし、校正機能もなかなか役立ってくれる。
 それにこんな機能も。


こんな具合に固有名詞なんかの読みを提案してくれたときに、
ふりがなボタンを押すと、


なんとこんなふりがなの候補のダイアログボックスがでて、


選ぶだけでいきなりルビがふれる。すげえ。

あと漢数字・アラビア数字のチェックとかもサクサク。
大変便利。これを人力でやるとしたら骨が折れる前に心が折れてしまう。

そんなこんなで一太郎に助けられてます。


あと挿絵はShadeに助けられてます。いやっ、こんなの手じゃ描けないっ(ド変態)

で、表紙はインクスケープに頼ります。

ほんとはモリサワのフォントとか使いたいけどね、オカネナイノ。





4巻目。ここら辺から話が盛り上がってくる。
というか、ここらへんからこのチームの経営者の交友関係が明らかになってくるのね。



5巻目。
これが特にお勧め。
なにしろ2005年頃の私の作品のポリティカル面のオールスター登場。
「鉄研でいず」では内閣参与になってる大倉コダマさんの上司、
鈴谷さんと同期の人がなんと交通機動隊の隊長!
それにこの車、エリルっていうEVスポーツプロトタイプが首都高に挑むんだけど、
首都高は首都高で、とある仕掛けがあって、
しかもそのバトルにディープブラックという帝王クラスの車は出てくるし、
さらには交通機動隊のNSXまで出てくる。
しかもその大乱戦の中のむふふシーンのBGMは、
なんとワーグナーの『タンホイザー』!!
そしてバトルの終わりにはついに最強のライバルが!

バカだねえ。変態だねえ。
というわけでお勧めなのです。
Kindleアンリミテッド入ってない方はこの巻だけでもお勧め。




この6巻も良かったり。
5巻の結末でどえらいことになったチームが箱根での決戦に挑む。
しかし、そのどえらいことの収拾をするのもレースクイーン。
というか、そのチームのクイーンのトップ、西谷ナオさん……女なのに男らしい(笑)。
あと、政界に波及してる動きなんか、いろいろ楽しいのです。
政治家がけっこう出てくるのね。
あと、ライバル社のEVスポーツとの戦いも見所。


(購入はちょっと待ってね)

そして最終巻。
これがまた、ね。
各社EVスポーツそろい踏みの宮ヶ瀬からヤビツに向けてのレース。
なかなか華やかな終わり方です。
あとこれ、もともと2006年年始に発売したので、
そういう仕掛けもちょっとあります。
ちゃんと大団円になってるよ。

というわけで強くお勧め。
Kindleアンリミテッド対応なのでサクサク読むのも良い。

で、Kindleアンリミテッドってどうよ?

 これが、実に楽しい。
 いや、月980円で指定された本が読み放題というものなんだけど、

 私の場合、イチゲキで元が取れます。
 なにしろ私の資料のギャルズパラダイス(エースアクティブ書くための資料だからね!)なんか、1冊でKindle版1000円クラス。2冊読めば完全に元が取れる。





速攻で元が取れる。

他にもいろんなハウツー本なんかも読み放題。あっという間に元が取れる。
昔、スーパーのカート押して本屋に入って、
ボンボン本をカートに入れて買い物しちゃうみたいな感じ。
で、だめだったらまあいっかー、みたいな。
もしくは、無制限に立ち読みが出来る本屋さんというか。
まさに私には夢のようです。
読むだけで一生終わりたいぐらいのイキオイ。
それでも書いちゃうんだけどね。
「書籍の世界の食物連鎖では読者が頂点」だもんねえ。

Kindleってどうよ?

で、そんなこんなでKindle本をあさっていると、
なんと、


「鉄道ファン」もKindle版が!
これ、どんどん高くなってって、しかも分厚くなってって、
バックナンバー抱えるといやなので買わなくなってたんだよね。
でも、これならもうバックナンバーの山にならない。
アンリミテッド非対応なので注意だけど、
十分買う価値あり。
特にこの号は寝台列車の編成表が楽しい。
あと、定期寝台列車の特集なので、
「トワイライトエクスプレス」みたいな豪華列車は乗ってない。
むしろ全部B寝台のモノクラス列車とか渋い。
とくにB寝台モノクラスなのに24系だったりして涙が止まらない。
「北斗星」も定期時代だし、
「北斗星」と一緒に走ってた「エルム」とか、
「北斗星」も標準色DD51牽引だったりと渋い。
(いやテツじゃない人にはなんのこっちゃかわからんと思うけど)

でも、こういう内容の濃い趣味誌をKindleで読めるのはありがたいもんです。


ちなみにこれも良い本。
この手の雑誌はリフローじゃない、固定レイアウトなんで、
狭い画面だとしんどいけど、
でもPCでも読めるので問題なし。

まだKindle版出してない鉄道ジャーナルとか鉄道模型趣味も
はやくKindleに来い来い。
そしたらまた買うかも知れない…。




あとこれも良かった。
いわゆる格差や貧困の問題について俯瞰させてくれる。
もともと、いろんな社会から排除しちゃって格差や貧困が発生してるので、
社会の中にいる人にはピンとこないし、
そのせいで問題がものすごく深刻化して行ってるのね。
特に社会ってのは割り切れない、白とも黒とも言えないモノがどっさりあったのに、
それを綺麗に、清潔に白にしちゃうと、
どんどん黒っぽい、汚いモノは排除されて、
そのうえ白のはずのなかのモノもちょっとグレーだから黒だって話になって、
どんどん排除していって、
どんどん放り出されて元に戻れなくなっていくのね。
特に昔、物乞いとかいたけど、
今どこにいるか、知られてないこともある。
いると目障りだみたいな感じにいっちゃう人もいるけど、
ああいう人をドンドン排除して行ってるのが現代なのね。
あと死とか、ゴミとか、そういうものも、
メーワク施設だってコトで追い出す。
でもそうやっていくと、綺麗な社会になるけど、
ものすごく住みにくい社会だよねそれ。
一瞬でも気を許すと放り出されちゃうもん。
中学生とかちょっと遊んでると邪魔扱いとか、
そういう文脈だもんね。
世の中狂ってるけど、
そういうことを俯瞰して、なぜそうなっていくかがわかる。
叙情とかルポに頼らずに冷静に書いてあるのが良い。

こういう話題が、私好きなのね。
小説でも結構使っている話題だったりする。
こういう本で深掘りしないでると、話薄っぺらくなるもんね。

というわけで、iPadとKindleアプリで快適読書してる日々です。

他の電子書店もどうよ?

 Kindleだけじゃない。電子書籍はいろいろあるぞ。
 というわけで、この前のノベルジャムの本をまとめたBookWalkerのコーナーもいい。


 でもできればBCCKSで買ってあげて欲しいな。同じ値段でも著者に入る額が全然違うから。同じ額の本でKindleだと25%(BCCKSから配本してる電子雑誌とか)しかはいらなかったりしても、BCCKSにユーザー登録すればEPUBのダウンロードも出来て75%も著者たちに入るのよ。割と切実。3倍の効果で著者応援できるのね。



というわけで、今更ノベルジャム感想戦!

 というわけで、今更ノベルジャムの全作品感想を書いてみた。ツイートの内容にチョイ加筆あるかも。

『原稿は来週水曜までに』(最優秀賞)

 http://bccks.jp/bcck/147597  
 ううっ、悔しい。今の私がどうやってもこれは書けない作品。さらさらと読んでしまうけど、これを本当にさらさら読めるようにしてしまうのがさすがだよなあ。ぐぬぬ。まさに圧倒的な筆力を見せられた。

『PAUSA』(優秀賞)

 みんな飯テロ小説って言ってるけど一人旅の楽しい心細さの表現沖縄の風景描写とかギター表現とかもすごいんだぞ!飯テロだけじゃないんだ!……でも読むとマジでおなかすく。沖縄版孤独のグルメかッ!ぐぬう。

『輝家魔法的肉包子店』(藤井太洋賞)

 http://bccks.jp/bcck/148611  
 ううっ、シンプル!シンプルだからこそモチーフの包子が引き立ってる。というか、まさか食レポによくあるあの表現がまさかあの展開とは!これは素敵な予想外。ただの飯テロ狙いではなかった。ヤラレタ。

『スパアン』(米光一成賞)

 私の本。詳細はここの読者なら分かると思うので…。大正8年にあった幻の螺旋階段のある建物でのインドア劇です。

『老人とプログラム言語』(海猫沢めろん賞)

 http://bccks.jp/bcck/148599  
 黄昏を迎えた遙かな未来の世界。もうデジタルすらも考古学の対象になった時代。AIやIoTを使っていながらそれが最新ではなく失われた技術になってる演出が渋い。まさにSF!な空気感。

『世界を救っても恋は実らない』(日本独立作家同盟賞)

 すごくよく作り込んである特撮ヒロインもの。密度高いけどヒロインが有休使って特訓してるとかあちこち楽しい。それでいて王道な特撮ストーリーをこの短さで楽しめるのはすごくお得感がある。

『愚者ぐしゃ』

 物語としてのパンチが重いっ!表現の繊細さがさらに力を強めている。大人の女性の情念たっぷり。その女性の心の中心が虚無になっているのもまた鋭いなあ。まさに救われぬ魂だけどそれ故の共感も得られそう。

『白虹』

 http://bccks.jp/bcck/148602 
 ううこれは沁みる。なんかすごくおしゃれなドラマのような中で繰り広げられるどん詰まりマンガ家の弱り目に祟り目。しかしそれを救うのは…。私もこういう縁でなんども助かった。作家っていろんな人に支えられてる。 


『助けて!池波正太郎!!』

 むしろ池波先生ありがとう!な話かも。池波正太郎らしい江戸の粋に精通してるのに日光への距離に気付かないのも江戸感覚らしいかな。日光微妙に遠いよね。でも東武スペーシアなら(以下鉄ネタ自粛

『メテオライト』

 http://bccks.jp/bcck/148615  
 渋いっ!渋い上にロマンティック。刀鍛冶の時代劇だよっ!しかも流星の隕鉄を刀にする!このモチーフだけでもなんとも詩情にあふれるのに、作品の質もシャープで素敵。

『ワナビよ、(死んでも)大志を抱け!』

 こ、これは! ポテンシャル秘めすぎだよっ! 作者とそのお爺さんが重なり合うところに思わず涙。そう、作家はみんな周りにメーワクかけてるだけに、それだけ頑張って書いてる。

『30年後へ「逃げ残り」』

 逃げ馬になったりギャンブルを強いられる世の中。でもその中にも掟はある…。あの勝負に勝った瞬間、作中の父は本当に勝つということに気付いてしまったのかも。負け続けの私には深く胸に迫る。

『裸身讃歌 ~いかに私は恥を捨て身体を愛するようになったか~』

 http://bccks.jp/bcck/148609 
 性ってものについて以上に親からの承認ってホントしんどいよなあ。私もそこで悩んでるのですごく響く。いろいろ示唆があるけど明るいトーンなのがまさに賛歌。

『空を飛べない僕と死にたがりの先輩』

 成長とそれに対する戸惑いのなか、若者は淡く美しい青春を死の薫りと共に生きている。二度ともどってこないあの季節。だがこの作品はそれをただ懐かしがることを許さない鋭さを秘める。

『低体温症ガール』 

 ネガティブから入る30代独女が出会った相手はもっとネガティブ!そして終活のはずが死活の様相に。そういうドン底なんだけどポップになのがすごく今っぽい。このテイストだからこそ強く響く層はいる。

『平成三侠伝』

 今の世の中でまっすぐに生きていくのはあまりにも難しい。それでもこの作品は読み終えたあと、困難でも希望を見失わない主人公に感化されて少し肩で風切って歩きたくなる。任侠映画の醍醐味がこの短さに。

『8番になった8日間』

 ひいいっ、重いっ! あの「留」って留置所だったのか! 凄絶すぎる。まさかの留置所体験。しかもこれあの時間で書いちゃったの? タフすぎるよっ!


 以上。どれもいろいろ工夫があったなあ。こういう縁でも他の人の作品を読むのはいいこと。勉強になる。

ところで、今月の印税は?

 そうです。毎月10日過ぎる頃、印税の通知が来ます。

 で、うちはオープンで行きます。額的には恥ずかしいんですが、恥ずかしいままで終わらないために頑張るという意味で。
 BCCKSの印税ですー。

2016年11月 6209円 74部(参考)
 2016年12月 4824円 55部(参考)
 2017年1月 5333円 53部
 2017年2月 9726円 68部

 あと300円で1万円行くとこでした! これは入金即寿司できちゃう額ー!
 でもこれバブルかもなあ。
 カウント開始からの印税合計は9726円。うう、喰ってはいけない……。

 ちなみに

 スパアン 13部 1884円
 鉄研でいずF 13部 1184円
 ガンズ&ユニバース 01 91部 710円
 鉄研でいず3 4部 579円
 鉄研でいず4 3部 567円
 抜き身の刃 9部 530円

 ガンズが91部! って言っても、実はKDDIブックパス、印税安いけど部数は出るのね。あそこ、買っても時間たつと自動的に読めなくなるらしいので。
 あと、実は気付いた人いるかどうかわかんないけど、『スパアン』の値段300円にしてあるのね。他の人は200円だったけど。だって払う側になったら200円も300円も大して変わんない。問題は払うまでのID登録とかクレカ入力の取引コストなわけで、それ超えちゃうともう多少の額は気にならないのね。
 だからいきなり1884円も印税が入った。ほかのストアからの印税もまとまってわかるのは4月の集計分、5月10日ごろかな。楽しみ。

 


この時点の刊行冊数(2016年12月5日の企画開始から98日目)
BCCKS(共著含む)48種類
AmazonKDP 15種類(5冊増えた!)
パブ- 45種類
合計 108種類
目標冊数 36冊
発行済み冊数 10/36冊(残26)

ゴールの2017年12月25日まで、287日。

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